テレビとわたし

テレビ業界で働くアラサー女ディレクターのブログ

私がテレビを目指した理由

はじめまして。

私はテレビのディレクターをしています。

都内の制作会社に勤めています。

 

最近「テレビはオワコン」「マスゴミ」などSNSで言われているのをよく見かけます。

 

でも、テレビの裏側って、

実は意外と知られていないのではないかと思い

ブログを始めることにしました。

 

「実際テレビのディレクターってどんなことするの?」

「寝れないって本当?」

「給料は?」

 

テレビが好きな人も、そうでない人も

興味本位で覗いてもらえたらうれしいです!

 

(※身バレしたくないので、リアルの知り合いで私に気付いた人はそっとしておいてください…)

 

今回はこんな内容でブログを書いてみます。

 

自己紹介

名前 : ぱる

性別 : 女

年齢 : 20代後半

 

生まれは滋賀県。父の仕事の関係で転勤が多く、西日本を転々としていました。

小学校4年生からは、中国地方の田舎で暮らし、高専に進学。

 

テニス部で、お笑いと音楽とJリーグが大好きな

普通の女の子でした。(たぶん)

 

20歳で卒業して都内の番組制作会社に就職し、そのタイミングで上京しました。

 

高専卒でのテレビ業界への就職活動が、なかなかうまくいかず

名前も聞いたことがないような小さな制作会社に、なんとか内定をもらいました。

 

しかし、入った会社がまーブラックで…

 

社長のパワハラ、セクハラは日常的

安すぎる給料

どれだけ残業しても給料は毎月一律

給料に見合わない仕事量

 

最初の3年くらいは

「テレビ業界ってそんなもんだよね!」

「大変だけどテレビが好きだから頑張ろう!」って感じで

若さで乗り切っていましたが、

歳を重ねるごとに耐え切れなくなり、8年で退職しました。

今考えるとよく8年も頑張ったなと思います。

社長が怖くて辞めるのもなかなか言い出せませんでした。

 

退職後は2か月ほど休んで、

それなりに大きい制作会社に転職することができました。

 

そして前職場に未払い残業代を請求し、満額ではありませんが

納得のいく額を支払ってもらいました!

 

転職した年に結婚もしました!

 

就活、転職、未払い残業代請求、結婚についても、いつか書きます(^^)🖊

 

仕事の経歴としては

・20歳~ AD

・23歳~ ディレクター 現在に至る。

 

シンプル。笑

 

23歳でディレクターというのは、正直早いと思います。

ディレクターになるためには試験もないので、運と実力です。

(このへんのお話もいつかブログで書ければと思います。)

 

今は情報バラエティー?的な番組でディレクターをしています。

それこそ、今世界中で猛威をふるっている

新型コロナウイルス(COVID-19)について報道したり

タレントさんとロケをして、がっつりVTRを作ったりもしています。

 

過去には1時間のドキュメンタリー番組を作ったこともあります。

 

とにかく、いろいろやってます。

 

テレビを目指した理由

私がテレビ業界を目指したのは、単純にテレビが大好きだったから。

本当にそれだけです。

 

中学生の頃からお笑いが大好きでした。

深夜時代の「はねるのトびら」にハマりインパルスの大ファンになり。

あの頃は毎日インパルスのテレビ出演をビデオに録画して見てました。

 

爆笑オンエアバトルオンバト)」を見て、

三拍子やタカアンドトシアンタッチャブルなどの漫才が大好きになりました。

 

高校に入り、M-1グランプリがきっかけで

オードリーの虜に。

オールナイトニッポンのヘビーリスナー(通称ヘビーリトルトゥース)になり、

そこからラジオも色々と聴くようになりました。

 

そして何より私がテレビ業界を志すきっかけになった番組が

内村プロデュースです。

 

www.tv-asahi.co.jp

 

中学2年生の時、兄が夜遅くに起きてテレビを見ながらケタケタ笑っていたので

興味本位で私も一緒に見始めたのが最初です。

 

それはもう、面白すぎて衝撃を受けました。

内村さんのやさしさ、大喜利回答のレベルの高さ、

膝がぐにゃぐにゃな三村おじさん、今日のレッド、猫男爵

自由なおじさんたち、すべてが大好きでした。(最終回は号泣)

 

その頃から、

私も人を元気にしたり、影響を与えるテレビを作りたい!

とテレビ業界を目指すようになりました。

 

若いって素晴らしいですよね。

 

そして20歳で晴れてテレビ業界へ。

 

(内Pの制作会社が第一志望だったんですが、面接で落とされちゃいました。

 あの時はほんとに悲しかったなあ…。)

 

入社した時はバラエティ志望だったのですが

結局バラエティ番組に配属はされず(たまに手伝うことはあります)

今に至っています。

 

バラエティのADをやっていたら、また今違った自分になってただろうなーとも思うし

もしかしたら結婚できていなかったかも。

 

今となっては、バラエティは作るより見る方がいいなって思っています。笑

 

でも、テレビ業界に入るきっかけになったのは間違いなくバラエティなので

今も芸人さんとお仕事をするのは楽しくてしょうがないです。

今後仕事をしてみたい芸人さんもたくさんいます!

 

辛いこともたくさんあるけど、なんやかんやテレビ業界面白いです。

じゃないと9年も続かないです。

 

AD、ディレクターの詳しい仕事内容も、いつかブログに書こうと思います。

 

少しでもテレビに興味がわいたという方は、

ぜひまた見に来てください~!(いいねやブックマークもよければお願いします☺)